こんにちは!セキララ子です。
自己破産の手続きを始めた時は一人暮らしだったので、「家族にバレるかも」なんて全く気にしてなかったのですが、手続きが中盤に差しかかった頃、当時付き合い始めた彼氏と同棲することになり、そこで初めて「自己破産のことバレたらどうしよ!」と焦り始めました。
この記事ではその時調べてわかったことや同居人にバレないように私がどう動いたかなどをまとめていきます!
いい参考にも悪い参考にもなると思うので、同居人がいて「バレたくない!」って思っている人は目を通してみてくださいね♪
自己破産をすると、裁判所から家族へ連絡がいく?
家族というだけで、裁判所から「あなたの家族が自己破産しました」と連絡されるわけではありません。裁判所の案内にも、家族が破産債権者でない限り、家族へ通知することはないと書かれています。
ただし、家族がお金を貸している・保証人になっているなど手続きに関係する場合や、自宅へ届く郵便・必要書類を見られた場合は、知られる可能性があります。内緒で進められるかは、誰と暮らしているか、財布や家計が別か、保証人や共有財産があるかで変わります。
| 気になること | どうなる? |
|---|---|
| 裁判所から家族への連絡 | 家族というだけで一律に通知されるわけではない |
| 同居している家族 | 郵便や家計資料から知られる可能性がある |
| 家族が保証人 | 本人が免責されても、保証人の支払義務は原則として残る |
| 家族の信用情報 | 本人の自己破産情報が、そのまま家族へ移るわけではない |
| 家族からの借金 | 家族も債権者として扱われる可能性がある |
自己破産が家族にバレる可能性がある6つの場面
1.自宅へ手続き関係の郵便が届く
実家暮らしや同棲中の人が一番ヒヤッとしやすいのは、やっぱり郵便です。依頼した事務所や裁判所から自宅へ書類が届けば、先に受け取った家族から「これ何?」と聞かれる可能性があります。どこから、どの住所へ、どんな方法で届くかは、依頼先や裁判所、手続きの進み方で変わります。
「家族に見られたくないから」と、裁判所からの郵便を受け取らずに放置するのはダメです。中身を確認できず、必要な返事や書類の提出が遅れると、最悪の場合、給料を差し押さえられることもあります。
家族に知られたくない人は、そのことを弁護士さんへ最初にきちんと伝えておきましょう。「自宅には何が届く?」「いつ頃届く?」「事務所で受け取れるものはある?」など、どこまで対応してもらえるのか確認しておくと安心です!
▼▼▼💡相談から免責までの流れと、裁判所から郵便が届きやすい時期は、ロードマップにまとめています。▼▼▼


2.同居家族の収入や家計資料を求められることがある
自己破産の手続きでは、本人の収入だけでなく、家賃や生活費を誰がどれくらい負担しているのかも確認されます。そのため、家族と一緒に暮らしている場合は、同居家族の収入を説明したり、給与明細などの資料を求められたりすることがあります。
家族に内緒で進めたいのに、急に「給与明細見せて」とは言いにくいですよね。
自分の場合は家族のどんな情報や書類が必要になるのか、早めに弁護士さんへ確認しておきましょう。
3.家族が保証人、連帯保証人なら、家族へ請求がいく
借金の保証人や連帯保証人に家族がなっている場合、内緒のまま自己破産を進めるのはかなり難しいです。自分が自己破産して免責を受けても、保証人になった家族の支払い義務まではなくなりません。自分が払えなくなった残りの借金を、家族へ請求される可能性が高いです。何も知らない家族のもとへ、ある日いきなり請求が届く方が話はもっとややこしくなりますよね?
保証人になっている家族がいる場合は、最初の相談で弁護士さんへ必ず伝えて、家族へいつ、どう説明するかも一緒に相談しておきましょう。
4.親や家族からお金を借りている
自己破産で申告する借金は、銀行や消費者金融から借りたものだけではありません。
親やきょうだい、配偶者から借りたお金も、「あとで返す」と約束しているなら申告が必要です。借用書を作っていなくても、「家族間のお金やから書かなくていい」と自分で判断はできません。
また、「迷惑をかけたくないから、親にだけ先に返しておこう」と、家族の借金だけを優先して返すのも注意が必要。ほかの借入先より先に返した理由を聞かれたり、返したお金の扱いが手続きで問題になったりすることがあります。
家族から借りたお金がある人は、金額や借りた時期、すでに返した分も含めて、あらかじめ弁護士さんへ伝えておきましょう。
5.家族名義や共有名義の財産がある
自己破産で確認されるのは、基本的に自己破産する本人の財産です。親や配偶者が自分のお金で買った家や車まで、本人が自己破産しただけで処分されるわけではありません。
ただし、家や車が共有名義になっている場合は、自分の持ち分が財産として確認されます。
また、家族名義でも購入費用を自分が出していたり、自分のお金を家族名義の口座で管理していたりすると、「実際には誰の財産なのか」を確かめるために資料を求められることがあります。
家族名義の財産について説明するために、通帳や購入時の資料などが必要になれば、家族の協力が必要になるかもしれません。「自分名義じゃないから関係ない」と判断せず、誰の名義で、誰がお金を出したのかを最初から弁護士さんへ伝えておきましょう。
6.官報を見た家族や知人から知られる
自己破産をすると、国が発行している「官報」に氏名や住所などが掲載されます。ただ、官報に載ったからといって、家族や知人へ「この人が自己破産しました」とお知らせが届くわけではありません。
私も自分が載っている官報のPDFを見ましたが、小さな文字で名前や住所がびっしり並んでいて、自分を見つけるだけでも一苦労でした。
偶然知り合いを見つける可能性は低そうというのが正直な感想です。
とはいえ、仕事で官報を確認する人や、名前と掲載時期を知ったうえで探す人に見つかる可能性はあります。官報だけが原因で知られるケースは多くなさそうですが、「見つけにくいから絶対大丈夫」とまでは言えません。
私は同棲中の彼氏に知られず手続きを終えました
手続きの中盤から彼氏との同棲が始まったのですが、財布も口座も完全に別、必要な書類も自分で管理できたので、結果的には自己破産のことを知られずに終えることができました。
ただ、裁判所から郵便が届く時期だけは全然余裕じゃなかったです!
郵便屋さんのピンポンが鳴るたびに、『彼が先に出たらどうしよう』『これ何?って聞かれたら何て答える?』と、毎回ヒヤヒヤしていました。
私の場合は知られずに終わりましたが、財布や家計が一緒だったり、家族の書類が必要になったりすれば、私と同じように知られずに終えられるとは言い切れません。
内緒で進めたい人ほど、最初の相談で弁護士さんに「同居人の収入資料は必要?」「自宅にはどんな郵便が、いつ頃届く?」「家族に協力を頼む場面はある?」と確認しておいた方がいいです。
裁判所から届いた書留を、同棲中の彼に知られずどうやって2回とも受け取ったのか。実際にやった対策と、バレそうになった時の切り返しは、noteの『郵便防衛マニュアル』に全部まとめました👇
よかったらこちらも参考にしてください!


夫婦や将来を考えている相手には話した方がいい?
同棲相手に知られず終えた私が言うのもなんなんですけど、結婚している相手や、これから生活を一緒にしていくパートナーには、できるだけ話した方がいいと思っています。
あとから知られた時、借金や自己破産そのものより、「ずっと隠されていた」ことの方がしんどいかもしれません。
家を借りる、住宅ローンを考える、子どものお金を管理する。そこまで一緒に考えている相手なら、隠し続けるより、一回ちゃんと怒られて一緒に向き合ってもらう方が良いと私は思います。
もちろん、誰にでも全部話せばいいとは思いません。別居していて家計も手続きも関係しない親やきょうだいまで、必ず自分から報告する必要があるとは限りません。
話すことで暴力を受ける、家を追い出されるなど、心身の安全が心配な場合は別です。一人で切り出さず、先に弁護士さんや相談窓口へ事情を伝えてください。
会社に知られる可能性と、私が自分から会社へ話して後悔したことは、こちらの記事に書いています。


自己破産すると、家族もブラックリストに載る?
本人が自己破産しても、その情報が家族の信用情報へそのまま登録されるわけではありません。
家族が自分名義で持っているクレジットカードまで、一緒に全部止まるわけでもありません。ただし、家族が保証人になっている借金や共同ローン、本人が本会員になっている家族カードなど、契約がつながっているものは別の影響が出る可能性があります。
たとえば本人名義のカードが止まれば、そのカードについている家族カードも使えなくなる可能性があります。これは家族までブラックになったからではなく、元になっている本人の契約が終わった影響です。
自己破産後のクレジットカードやスマホ、賃貸など、実際の暮らしがどう変わったかはこちらで書いています。


家族に話す前でも、一人で相談できる
まだ家族に何も話せていなくても、まずは自分一人で相談できます。
うまく説明しようとしなくても大丈夫です。
「家族にはまだ話していません」
「自宅に郵便が届いたら困ります」
「家族のどんな書類が必要になるのか知りたいです」
まずは、この3つをそのまま伝えてみてください。
私が最初に相談した時は、まだ一人暮らしでした。最初の電話で、今後の連絡は電話とメールのどちらが都合いいか、電話なら避けてほしい時間帯はあるかなど、細かく確認してくれました。その時は、「会社にはバレたくないですね〜」と軽く伝えただけで終わりました。
その後、彼氏との同棲が始まった時に、「生活環境が変わったけど、彼には自己破産のことを知られたくない」と電話で相談。連絡方法や郵便物のことなど、できるだけバレずに進められるようアドバイスや協力をしてもらえました。
シン・イストワール法律事務所には、債務整理を経験したスタッフさんが在籍しています。家族にまだ話せていないことも、そのまま相談すれば、気持ちを汲み取ってもらえると思います。一人で「バレたらどうしよう」と考え続ける前に、まずは自分の場合は、家族の協力や書類が必要になるのかを聞いてみてください。相談は無料です!
自己破産しかないのか、任意整理や個人再生も選べるのか迷っている人は、3つの違いについてまとめた記事も参考にしてみてください。


参考資料









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